1. 問題の内容
偶数と奇数の和が奇数になることを、文字式を用いて説明します。
2. 解き方の手順
まず、偶数と奇数をそれぞれ文字式で表します。
偶数は2の倍数なので、(mは整数)と表すことができます。
奇数は偶数に1を足したものなので、(nは整数)と表すことができます。
次に、偶数と奇数の和を計算します。
この式を整理します。
ここで、 は整数なので、(kは整数)とおくことができます。
すると、 となります。
は、2の倍数に1を足した数なので、奇数です。
したがって、偶数と奇数の和は奇数であることが証明できました。
3. 最終的な答え
偶数を、奇数をとすると(m, nは整数)、
それらの和は となる。
とおくと、 (kは整数)
これは奇数である。
したがって、偶数と奇数の和は奇数になる。