連続する2つの正の偶数があり、それらの2乗の和が、2つの数の積より28だけ大きいとき、小さい方の偶数を求めます。

代数学二次方程式方程式因数分解整数
2025/3/25

1. 問題の内容

連続する2つの正の偶数があり、それらの2乗の和が、2つの数の積より28だけ大きいとき、小さい方の偶数を求めます。

2. 解き方の手順

小さい方の偶数を xx とします。すると、連続するもう一つの偶数は x+2x+2 と表せます。
問題文より、xxx+2x+2 の2乗の和は、xxx+2x+2 の積より28だけ大きいので、次の等式が成り立ちます。
x2+(x+2)2=x(x+2)+28x^2 + (x+2)^2 = x(x+2) + 28
この等式を解いて、xx の値を求めます。
まず、式を展開します。
x2+(x2+4x+4)=x2+2x+28x^2 + (x^2 + 4x + 4) = x^2 + 2x + 28
整理すると、
2x2+4x+4=x2+2x+282x^2 + 4x + 4 = x^2 + 2x + 28
x2+2x24=0x^2 + 2x - 24 = 0
この2次方程式を解きます。因数分解すると、
(x+6)(x4)=0(x+6)(x-4) = 0
したがって、x=6x = -6 または x=4x = 4 となります。
問題文より、xx は正の偶数なので、x=4x = 4 が解となります。

3. 最終的な答え

小さい方の偶数は 4 です。

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