ウェーブマシンに関する問題です。ウェーブマシンの棒の端を振動させたときに生じる波について、振動数、伝わる速さ、特定の位置と時間における変位、変位が0で振動速度がy軸の正の向きになる時刻を求める問題です。

応用数学波動振動物理
2025/5/25

1. 問題の内容

ウェーブマシンに関する問題です。ウェーブマシンの棒の端を振動させたときに生じる波について、振動数、伝わる速さ、特定の位置と時間における変位、変位が0で振動速度がy軸の正の向きになる時刻を求める問題です。

2. 解き方の手順

問1:振動数ffは周期TTの逆数で与えられます。問題文より周期T=0.50sT = 0.50 sなので、f=1Tf = \frac{1}{T}を計算します。
問2:波の伝わる速さvvは、波長λ\lambdaと振動数ffの積で与えられます。問題文より波長λ=20cm\lambda = 20 cm、問1より振動数ffが求まっているので、v=λfv = \lambda fを計算します。
問3:x=25cmx=25cmの位置でのt=0.75st=0.75sにおける変位を求めます。t=0st=0sにおける波形が図2に示されています。x=25cmx=25cmの位置の変位は、図2から-10cmであることが分かります。
波の周期は0.50s0.50sなので、t=0.75st=0.75s1.51.5周期後です。波形は11周期ごとに元に戻るので、0.50.5周期後の変位を考えます。x=25cmx=25cmにおける変位は、0.50.5周期後には、初期の変位の符号が反転します。
問4:t=0st=0s以降で、棒Aの端(x=0cmx=0cm)の変位が0cm0cmで、振動の速度がyy軸の正の向きとなる時刻をnnを用いて表します。棒Aの端の振動は周期運動なので、変位が0cm0cmで速度がyy軸の正の向きになるのは、周期の整数倍に加えて、周期の1/41/4後になります。周期をTTとすると、求める時刻ttは、t=nT+T4t = nT + \frac{T}{4} となります。T=0.50sT=0.50sを代入して計算します。

3. 最終的な答え

問1:振動数 f=10.50=2.0Hzf = \frac{1}{0.50} = 2.0 Hz
問2:波の伝わる速さ v=20×2.0=40cm/sv = 20 \times 2.0 = 40 cm/s
問3:x=25cmx=25cmでのt=0.75st=0.75sにおける変位は 10cm10 cm
問4:時刻 t=n(0.50)+0.504=0.5n+0.125st = n(0.50) + \frac{0.50}{4} = 0.5n + 0.125 s

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