長さが7の線分ABがあり、点Aはx軸上を、点Bはy軸上を動きます。線分ABを4:3に内分する点Pの軌跡を求めます。

幾何学軌跡内分点楕円ピタゴラスの定理
2025/5/26

1. 問題の内容

長さが7の線分ABがあり、点Aはx軸上を、点Bはy軸上を動きます。線分ABを4:3に内分する点Pの軌跡を求めます。

2. 解き方の手順

点Aの座標を(a,0)(a, 0)、点Bの座標を(0,b)(0, b)とします。線分ABの長さが7であることから、ピタゴラスの定理より次の式が成り立ちます。
a2+b2=72=49a^2 + b^2 = 7^2 = 49
点Pの座標を(x,y)(x, y)とすると、点Pは線分ABを4:3に内分するので、内分点の公式より、
x=3a+404+3=3a7x = \frac{3a + 4 \cdot 0}{4 + 3} = \frac{3a}{7}
y=30+4b4+3=4b7y = \frac{3 \cdot 0 + 4b}{4 + 3} = \frac{4b}{7}
これらの式から、aabbxxyyで表すと、
a=7x3a = \frac{7x}{3}
b=7y4b = \frac{7y}{4}
これらの式をa2+b2=49a^2 + b^2 = 49に代入すると、
(7x3)2+(7y4)2=49(\frac{7x}{3})^2 + (\frac{7y}{4})^2 = 49
49x29+49y216=49\frac{49x^2}{9} + \frac{49y^2}{16} = 49
両辺を49で割ると、
x29+y216=1\frac{x^2}{9} + \frac{y^2}{16} = 1
これは楕円の式です。

3. 最終的な答え

x29+y216=1\frac{x^2}{9} + \frac{y^2}{16} = 1

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