4点 $A(x, y)$, $B(2, 1)$, $C(5, 2)$, $D(4, 6)$を頂点とする四角形が平行四辺形となるように、$x, y$の値を求める。 (1) 四角形ABCD (2) 四角形ADBC

幾何学平行四辺形座標平面ベクトル中点
2025/5/27

1. 問題の内容

4点 A(x,y)A(x, y), B(2,1)B(2, 1), C(5,2)C(5, 2), D(4,6)D(4, 6)を頂点とする四角形が平行四辺形となるように、x,yx, yの値を求める。
(1) 四角形ABCD
(2) 四角形ADBC

2. 解き方の手順

平行四辺形になるための条件は、向かい合う辺が平行かつ長さが等しいこと、または対角線がそれぞれの中点で交わることです。ここでは対角線の中点が一致することを利用します。
(1) 四角形ABCDが平行四辺形になる場合
対角線はACとBDです。それぞれの対角線の中点が一致するので、
ACの中点 = BDの中点
(x+52,y+22)=(2+42,1+62)\left(\frac{x+5}{2}, \frac{y+2}{2}\right) = \left(\frac{2+4}{2}, \frac{1+6}{2}\right)
(x+52,y+22)=(62,72)\left(\frac{x+5}{2}, \frac{y+2}{2}\right) = \left(\frac{6}{2}, \frac{7}{2}\right)
したがって、
x+52=3\frac{x+5}{2} = 3 より、x+5=6x+5 = 6, x=1x = 1
y+22=72\frac{y+2}{2} = \frac{7}{2} より、y+2=7y+2 = 7, y=5y = 5
(2) 四角形ADBCが平行四辺形になる場合
対角線はABとDCです。それぞれの対角線の中点が一致するので、
ABの中点 = DCの中点
(x+22,y+12)=(4+52,6+22)\left(\frac{x+2}{2}, \frac{y+1}{2}\right) = \left(\frac{4+5}{2}, \frac{6+2}{2}\right)
(x+22,y+12)=(92,82)\left(\frac{x+2}{2}, \frac{y+1}{2}\right) = \left(\frac{9}{2}, \frac{8}{2}\right)
したがって、
x+22=92\frac{x+2}{2} = \frac{9}{2} より、x+2=9x+2 = 9, x=7x = 7
y+12=4\frac{y+1}{2} = 4 より、y+1=8y+1 = 8, y=7y = 7

3. 最終的な答え

(1) 四角形ABCDの場合: x=1,y=5x=1, y=5
(2) 四角形ADBCの場合: x=7,y=7x=7, y=7

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