与えられた2つの数を解とする2次方程式を求める問題です。具体的には、(1)は解が3と5の場合、(2)は解が$3+\sqrt{2}$と$3-\sqrt{2}$の場合について、それぞれ2次方程式を求めます。

代数学二次方程式解と係数の関係因数分解
2025/5/27

1. 問題の内容

与えられた2つの数を解とする2次方程式を求める問題です。具体的には、(1)は解が3と5の場合、(2)は解が3+23+\sqrt{2}323-\sqrt{2}の場合について、それぞれ2次方程式を求めます。

2. 解き方の手順

2次方程式の解がα\alphaβ\betaであるとき、その2次方程式は一般的にa(xα)(xβ)=0a(x - \alpha)(x - \beta) = 0 (aは定数、ただし0ではない)と表せます。簡単のため、a=1とすると、(xα)(xβ)=0 (x - \alpha)(x - \beta) = 0となります。
この式を展開すると、x2(α+β)x+αβ=0x^2 - (\alpha + \beta)x + \alpha\beta = 0となります。
つまり、2つの解の和と積を求めれば、2次方程式を作ることができます。
(1) 解が3と5の場合:
* 解の和: 3+5=83 + 5 = 8
* 解の積: 3×5=153 \times 5 = 15
したがって、求める2次方程式はx28x+15=0x^2 - 8x + 15 = 0となります。
(2) 解が3+23+\sqrt{2}323-\sqrt{2}の場合:
* 解の和: (3+2)+(32)=6(3 + \sqrt{2}) + (3 - \sqrt{2}) = 6
* 解の積: (3+2)(32)=32(2)2=92=7(3 + \sqrt{2})(3 - \sqrt{2}) = 3^2 - (\sqrt{2})^2 = 9 - 2 = 7
したがって、求める2次方程式はx26x+7=0x^2 - 6x + 7 = 0となります。

3. 最終的な答え

(1) x28x+15=0x^2 - 8x + 15 = 0
(2) x26x+7=0x^2 - 6x + 7 = 0

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