SUUGAKUKAの9文字を1列に並べる場合の数を求める問題です。 (1) 全ての並べ方の場合の数を求めます。 (2) SとGが左からこの順に並ぶ場合の数を求めます。

代数学順列組み合わせ文字列の並び替え重複順列
2025/5/27

1. 問題の内容

SUUGAKUKAの9文字を1列に並べる場合の数を求める問題です。
(1) 全ての並べ方の場合の数を求めます。
(2) SとGが左からこの順に並ぶ場合の数を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 全ての並べ方の場合の数
SUUGAKUKAの9文字を並べる場合、同じ文字が複数存在するため、順列の公式を修正する必要があります。
文字の種類と個数は以下の通りです。
- S: 1個
- U: 2個
- G: 1個
- A: 2個
- K: 2個
したがって、9文字の並べ方の総数は、
9!1!2!1!2!2!=9!2!2!2!=3628808=45360\frac{9!}{1!2!1!2!2!} = \frac{9!}{2!2!2!} = \frac{362880}{8} = 45360 通り
(2) S, Gが左からこの順に並ぶ場合の数
SとGを同じ文字Xと考えて、X, X, U, U, A, A, K, K, もう一つの文字を適当な文字(たとえばY)とします。
これらの9文字を並べる場合の数は 9!2!2!2!\frac{9!}{2!2!2!} です。
ただし,同じ文字とみなした二つの文字をSとGに置き換えると,S,Gの順序は問題の条件より決定しているので,SとGを区別する必要はありません。
SとGを区別せずに並べた後で、左側のXをS, 右側のXをGと置き換えることで、条件を満たす並べ方が得られます。
したがって、S, Gが左からこの順に並ぶ場合の数は、
9!2!2!2!/2=45360\frac{9!}{2!2!2!} / 2 = 45360
ここで、S, G をそれぞれXとYで置き換えたと考えると、X, U, U, Y, A, A, K, K, A という9文字を並べ替える並べ方を考えることになります。この場合、SとGを区別するので 9!2!2!2!=45360\frac{9!}{2! 2! 2!} = 45360
SとGの並び順が指定されているため、S, Gを区別しないと考えて、SとGを同一の文字(例えばX)とみなします。
SUUGAKUKAの文字数は9なので、残りの文字はUが2個、Aが2個、Kが2個となります。
したがって、SとGをXとみなしたとき、並べ方は 9!2!2!2!/2=22680\frac{9!}{2!2!2!} / 2 = 22680
S, Gの順番が指定されているので、S, Gをまとめて考えて、他の7文字と合わせて8文字とします。この8文字の中にU, A, Kがそれぞれ2個ずつあるので、並べ方は8!2!2!2!=403208=5040\frac{8!}{2!2!2!} = \frac{40320}{8} = 5040通り
S, Gが左からこの順に並ぶように、S, Gの位置を固定することを考えます。
残り7つの文字を並べる方法は7!2!2!2!=50408=630\frac{7!}{2!2!2!} = \frac{5040}{8} = 630通り。
SとGの間に入る文字数を0から7まで変化させるので、982=36 \frac{9 \cdot 8}{2} = 36
したがって、36×63036 \times 630 通り。

3. 最終的な答え

(1) 45360 通り
(2) 45360 通り

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