一辺の長さが1の正四面体OABCがある。三角形OABの重心をGとする。動点Pが条件 $\vec{OP} \cdot (\vec{OA} + \vec{OB} + \vec{OC}) = 2 |\vec{OP}|^2$ を満たしながら動くとき、$|\vec{PG}|$ の最大値と最小値を求めよ。
2025/5/27
1. 問題の内容
一辺の長さが1の正四面体OABCがある。三角形OABの重心をGとする。動点Pが条件 を満たしながら動くとき、 の最大値と最小値を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) 条件式を変形する。
とおく。
条件式は となる。
整理すると、
両辺を2で割り、平方完成を考える。
とおくと、 より、
これは点Pが点Hを中心とする半径 の球面上にあることを示す。
したがって、点Pは点Hを中心とする半径 の球面上を動く。
(2) を求める。
正四面体なので、 ,
(3) を求める。
(4) を求める。
(5) の最大値と最小値を求める。
の最大値は
の最小値は
3. 最終的な答え
最大値:
最小値: