1. 問題の内容
与えられた選択肢の中から、確率の公理の条件に当てはまるものをすべて選択する問題です。
2. 解き方の手順
確率の公理は以下の3つです。
* 任意の事象 に対して、 が成り立つ。
* 全事象 に対して、 が成り立つ。
* 互いに排反な事象 に対して、 が成り立つ。
選択肢を一つずつ確認します。
* a. :空事象の確率は0である。これは確率の公理から導かれる性質です。空事象は他のどの事象とも排反であり、全事象Uに対して、 と は排反なので、。一方、 なので、。よって、。
* b. AとBが排反であるとき、が成り立つ:これは確率の公理そのものです。
* c. すべての事象 に対し、 となる:これも確率の公理そのものです。
* d. :これも確率の公理そのものです。
3. 最終的な答え
a, b, c, d