AとBが試合を行い、先に2勝した方が優勝とする。各試合でAがBに勝つ確率は $\frac{2}{3}$ である。 (1) Aが優勝する確率を求める。 (2) Aが優勝したという条件のもとで、2回目にBが勝つ確率を求める。
2025/5/28
1. 問題の内容
AとBが試合を行い、先に2勝した方が優勝とする。各試合でAがBに勝つ確率は である。
(1) Aが優勝する確率を求める。
(2) Aが優勝したという条件のもとで、2回目にBが勝つ確率を求める。
2. 解き方の手順
(1) Aが優勝する場合を考える。
(a) Aが2連勝する場合:確率は
(b) Aが1勝1敗の後、Aが勝つ場合:確率は
したがって、Aが優勝する確率は
(2) Aが優勝したという条件のもとで、2回目にBが勝つ確率を求める。
2回目にBが勝ってAが優勝する場合:
(a) 1回目にAが勝ち、2回目にBが勝ち、3回目にAが勝つ場合:確率は
(b) 1回目にBが勝ち、2回目にBが勝ち、これはありえない。
したがって、2回目にBが勝ってAが優勝する確率は
Aが優勝する確率は なので、条件付き確率は
3. 最終的な答え
Aが優勝する確率は
Aが優勝したという条件のもとで、2回目にBが勝つ確率は