この問題は、4つの独立した問題から構成されています。 (1) 24チームで行うサッカーの試合の試合数を比較する問題。 (2) 白と黒の碁石から4個選び、並べる方法の数を求める問題。 (3) MIYAGIという文字列の6文字を並べる方法の数を求める問題。 (4) 1から7までの数字が書かれたカードから5枚選び、並べる方法の数を求める問題。

離散数学組み合わせ順列場合の数数え上げ場合の数の問題
2025/5/28

1. 問題の内容

この問題は、4つの独立した問題から構成されています。
(1) 24チームで行うサッカーの試合の試合数を比較する問題。
(2) 白と黒の碁石から4個選び、並べる方法の数を求める問題。
(3) MIYAGIという文字列の6文字を並べる方法の数を求める問題。
(4) 1から7までの数字が書かれたカードから5枚選び、並べる方法の数を求める問題。

2. 解き方の手順

(1)
24チームを4チームずつのリーグに分けると、6つのリーグができます。各リーグで1位のチームのみが決勝トーナメントに進む場合、各リーグでの試合数は 4C2=4×32=6_4C_2 = \frac{4 \times 3}{2} = 6 試合なので、予選リーグ全体では 6×6=366 \times 6 = 36 試合。決勝トーナメントの試合数は、6チームから1チームが決まるまでの試合数なので5試合。合計で36+5=4136 + 5 = 41試合。
24チームを3チームずつのリーグに分けると、8つのリーグができます。各リーグで1位と2位のチームが決勝トーナメントに進む場合、各リーグでの試合数は 3C2=3×22=3_3C_2 = \frac{3 \times 2}{2} = 3 試合なので、予選リーグ全体では 8×3=248 \times 3 = 24 試合。決勝トーナメントの試合数は、16チームから1チームが決まるまでの試合数なので15試合。合計で24+15=3924 + 15 = 39試合。
試合数の差は 4139=241 - 39 = 2 試合。
(2)
白い碁石が4個、黒い碁石が3個あります。この中から4個の碁石を取り出して一列に並べる方法の数を求めます。
取り出し方は、
- 白4個、黒0個の場合: 1通り
- 白3個、黒1個の場合: 4!3!1!=4\frac{4!}{3!1!} = 4 通り
- 白2個、黒2個の場合: 4!2!2!=6\frac{4!}{2!2!} = 6 通り
- 白1個、黒3個の場合: 4!1!3!=4\frac{4!}{1!3!} = 4 通り
合計 1+4+6+4=151 + 4 + 6 + 4 = 15 通り
したがって、並べ方は15通り。
(3)
MIYAGIの6文字を1列に並べる方法の数を求めます。
MIYAGIの文字には、Iが2つあります。他の文字は1つずつです。
したがって、並べ方の総数は、
6!2!=7202=360\frac{6!}{2!} = \frac{720}{2} = 360通り。
(4)
1から7の数字が書いてあるカードから5枚を選んで1列に並べる方法の数を求めます。
これは、7つの数字から5つを選んで並べる順列の問題です。
7P5=7!(75)!=7!2!=7×6×5×4×3=2520_7P_5 = \frac{7!}{(7-5)!} = \frac{7!}{2!} = 7 \times 6 \times 5 \times 4 \times 3 = 2520 通り。

3. 最終的な答え

(1) イ 2試合
(2) ア 15通り
(3) イ 360通り
(4) エ 2520通り

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