90俵の米俵を9段に積み上げる。各段の米俵の数は、すぐ下の段よりも1つ少なく、一番上の段もその下の段よりも1つ少ない。上から5段目に並ぶ米俵の数を求めよ。

代数学等差数列数列線形方程式
2025/5/28

1. 問題の内容

90俵の米俵を9段に積み上げる。各段の米俵の数は、すぐ下の段よりも1つ少なく、一番上の段もその下の段よりも1つ少ない。上から5段目に並ぶ米俵の数を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、各段の米俵の数を数列 a1,a2,,a9a_1, a_2, \dots, a_9 とします。
条件より、これは等差数列であり、公差は-1です。
したがって、ai=a1(i1)a_i = a_1 - (i-1) と表せます。
米俵の総数は90なので、
i=19ai=90 \sum_{i=1}^9 a_i = 90
これを a1a_1 を用いて書き換えます。
i=19(a1(i1))=90 \sum_{i=1}^9 (a_1 - (i-1)) = 90
9a1i=19(i1)=90 9a_1 - \sum_{i=1}^9 (i-1) = 90
9a1i=08i=90 9a_1 - \sum_{i=0}^8 i = 90
9a18×92=90 9a_1 - \frac{8 \times 9}{2} = 90
9a136=90 9a_1 - 36 = 90
9a1=126 9a_1 = 126
a1=14 a_1 = 14
上から5段目の米俵の数は a5a_5 なので、
a5=a1(51)=a14=144=10 a_5 = a_1 - (5-1) = a_1 - 4 = 14 - 4 = 10

3. 最終的な答え

10俵

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