この問題は、複数の2次関数に関する様々な問題を扱っています。具体的には、以下の内容が含まれます。 * 条件を満たす2次関数を求める問題(頂点と通る点、または通る3点が与えられた場合) * 2次関数の頂点の座標を求める問題 * 2次関数の最大値または最小値とそのときの $x$ の値を求める問題 * 2次関数と $x$ 軸との共有点の座標を求める問題 * 放物線が2点を通る条件から係数を決定する問題 * 2次関数の最小値が与えられたときに係数を決定する問題 ここでは、問題番号15と16を解きます。

代数学二次関数連立方程式平方完成最大値最小値
2025/5/28

1. 問題の内容

この問題は、複数の2次関数に関する様々な問題を扱っています。具体的には、以下の内容が含まれます。
* 条件を満たす2次関数を求める問題(頂点と通る点、または通る3点が与えられた場合)
* 2次関数の頂点の座標を求める問題
* 2次関数の最大値または最小値とそのときの xx の値を求める問題
* 2次関数と xx 軸との共有点の座標を求める問題
* 放物線が2点を通る条件から係数を決定する問題
* 2次関数の最小値が与えられたときに係数を決定する問題
ここでは、問題番号15と16を解きます。

2. 解き方の手順

(15) 放物線 y=x2+ax+by = x^2 + ax + b が2点 (1,3)(1, 3)(3,7)(3, 7) を通るとき、定数 a,ba, b の値を求めます。
まず、与えられた2点の座標を放物線の式に代入します。
* 点 (1,3)(1, 3) を代入すると、3=12+a(1)+b3 = 1^2 + a(1) + b より、3=1+a+b3 = 1 + a + b
* 点 (3,7)(3, 7) を代入すると、7=32+a(3)+b7 = 3^2 + a(3) + b より、7=9+3a+b7 = 9 + 3a + b
これらの式を整理すると、以下の連立方程式が得られます。
a+b=2a + b = 2
3a+b=23a + b = -2
この連立方程式を解きます。第2式から第1式を引くと、
2a=42a = -4
a=2a = -2
これを第1式に代入すると、
2+b=2-2 + b = 2
b=4b = 4
(16) 2次関数 y=2x24x+ay = 2x^2 - 4x + a の最小値が 5-5 であるとき、定数 aa の値を求めます。
まず、与えられた2次関数を平方完成します。
y=2(x22x)+ay = 2(x^2 - 2x) + a
y=2(x22x+11)+ay = 2(x^2 - 2x + 1 - 1) + a
y=2(x1)22+ay = 2(x - 1)^2 - 2 + a
この式から、頂点の yy 座標は 2+a-2 + a であり、これが最小値になります。したがって、
2+a=5-2 + a = -5
a=3a = -3

3. 最終的な答え

(15) a=2a = -2, b=4b = 4
(16) a=3a = -3

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