まず、y=4∣x−1∣−3 の絶対値を外します。 x≥1 のとき、y=4(x−1)−3=4x−7 となります。 x<1 のとき、y=4(1−x)−3=−4x+1 となります。 次に、それぞれの範囲で y=x2+a との共有点の個数を考えます。 x2+a=4x−7 x2−4x+(a+7)=0 この2次方程式の判別式を D1 とすると、 D1=(−4)2−4(a+7)=16−4a−28=−4a−12 D1≥0 となるのは −4a−12≥0 つまり a≤−3 のときです。 しかし、x≥1 の範囲で解が存在する必要があるので、x=24±−4a−12=2±−a−3 が x≥1 を満たす必要があります。 x=2−−a−3 を考えると、x≥1 より 2−−a−3≥1 1≥−a−3 よって、−4≤a≤−3 のとき、共有点は1つ。 a<−4 のとき、共有点は2つ。 a>−3 のとき、共有点は0個。 x2+a=−4x+1 x2+4x+(a−1)=0 この2次方程式の判別式を D2 とすると、 D2=42−4(a−1)=16−4a+4=20−4a D2≥0 となるのは 20−4a≥0 つまり a≤5 のときです。 しかし、x<1 の範囲で解が存在する必要があるので、x=2−4±20−4a=−2±5−a が x<1 を満たす必要があります。 x=−2+5−a を考えると、x<1 より −2+5−a<1 5−a<3 よって、−4<a≤5 のとき、共有点は1つ。 a≤−4 のとき、共有点は0個。 a=−4 のときは、x=1の場合分けの両方にx=1となる共有点を共有するので1つ減る。 共有点の個数は、それぞれの範囲での共有点の個数を足し合わせたものになります。
a<−4 のとき、2+0=2個 a=−4 のとき、1+0=1個 −4<a<−3 のとき、0+1=1個 a=−3 のとき、1+1=2個 −3<a≤5 のとき、0+2=2個 a>5 のとき、0+0=0個