点 C(0, 3) から楕円 $x^2 + 2y^2 = 2$ に引いた接線の方程式を求める。

幾何学楕円接線方程式
2025/3/25

1. 問題の内容

点 C(0, 3) から楕円 x2+2y2=2x^2 + 2y^2 = 2 に引いた接線の方程式を求める。

2. 解き方の手順

接線の方程式を求める。
接点を (x1,y1)(x_1, y_1) とおく。
楕円 x2+2y2=2x^2 + 2y^2 = 2 上の点 (x1,y1)(x_1, y_1) における接線の方程式は、
x1x+2y1y=2x_1x + 2y_1y = 2
この接線が点 (0, 3) を通るので、
x10+2y13=2x_1 \cdot 0 + 2y_1 \cdot 3 = 2
6y1=26y_1 = 2
y1=13y_1 = \frac{1}{3}
また、点 (x1,y1)(x_1, y_1) は楕円上の点であるから、
x12+2y12=2x_1^2 + 2y_1^2 = 2
x12+2(13)2=2x_1^2 + 2(\frac{1}{3})^2 = 2
x12+29=2x_1^2 + \frac{2}{9} = 2
x12=229=18929=169x_1^2 = 2 - \frac{2}{9} = \frac{18}{9} - \frac{2}{9} = \frac{16}{9}
x1=±43x_1 = \pm \frac{4}{3}
したがって、接点は (43,13)(\frac{4}{3}, \frac{1}{3}) または (43,13)(-\frac{4}{3}, \frac{1}{3})
接線の方程式は、
43x+2(13)y=2\frac{4}{3}x + 2(\frac{1}{3})y = 2 または 43x+2(13)y=2-\frac{4}{3}x + 2(\frac{1}{3})y = 2
43x+23y=2\frac{4}{3}x + \frac{2}{3}y = 2 または 43x+23y=2-\frac{4}{3}x + \frac{2}{3}y = 2
両辺に 32\frac{3}{2} をかけると、
2x+y=32x + y = 3 または 2x+y=3-2x + y = 3
y=2x+3y = -2x + 3 または y=2x+3y = 2x + 3

3. 最終的な答え

y=2x+3y = 2x + 3
y=2x+3y = -2x + 3

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