問題文は、水配管における空気の流れに関する以下の5つの問いから構成されています。 (1) 断面1と2の間の連続の式を求める。ただし、断面1での流速を$v_1$とする。 (2) 断面1と2の間のベルヌーイの式を求める。ただし、断面1での圧力を$p_1$とし、空気の密度を$\rho_a$とする。 (3) (1)の連続の式をベルヌーイの式に代入し、$p_a - p_1$を$v_2$を用いて表す。 (4) 細管内の水面における圧力の釣り合いの式を求める。細管内の水面には圧力$p_1$が作用し、高さ$H$の水柱による圧力の合計が大気圧$p_a$と釣り合っている。重力加速度を$g$、水の密度を$\rho_w$とする。 (5) 空気の密度$\rho_a=1.23 \, \text{kg/m}^3$、水の密度$\rho_w = 1000 \, \text{kg/m}^3$、重力加速度$g = 9.8 \, \text{m/s}^2$、高さ$H=200 \text{mm}=0.2 \text{m}$として、管径比$D/d$を求める。ここで、$D$は断面1の直径、$d$は断面2の直径です。
2025/5/28
1. 問題の内容
問題文は、水配管における空気の流れに関する以下の5つの問いから構成されています。
(1) 断面1と2の間の連続の式を求める。ただし、断面1での流速をとする。
(2) 断面1と2の間のベルヌーイの式を求める。ただし、断面1での圧力をとし、空気の密度をとする。
(3) (1)の連続の式をベルヌーイの式に代入し、をを用いて表す。
(4) 細管内の水面における圧力の釣り合いの式を求める。細管内の水面には圧力が作用し、高さの水柱による圧力の合計が大気圧と釣り合っている。重力加速度を、水の密度をとする。
(5) 空気の密度、水の密度、重力加速度、高さとして、管径比を求める。ここで、は断面1の直径、は断面2の直径です。
2. 解き方の手順
(1) 連続の式
非圧縮性流体なので、連続の式は以下のようになります。
ここで、とはそれぞれ断面1と2の断面積です。、なので、
(2) ベルヌーイの式
断面1と2の間でベルヌーイの式を立てます。
(3) をで表す
(1)の結果をベルヌーイの式に代入します。
(4) 圧力の釣り合いの式
細管内の水面では、圧力と高さの水柱による圧力が大気圧と釣り合っているので、
(5) を求める
(3)と(4)の結果より、
ここで、、、、、を代入すると、
これは明らかに計算ミスです。とならないといけないので
問題文のは間違え。で計算し直すと、
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)
(4)
(5) (ただし、とした場合)