Aの箱の重さは95g、Bの箱の重さは100gです。1個12gの球が20個あります。これらの球をAとBに分けたところ、Aの箱の方が重くなりました。その後、Aの箱からBの箱に球を1個移すと、今度はBの箱の方が重くなりました。最初、Aの箱には何個の球が入っていたかを求める問題です。

代数学一次不等式文章問題不等式
2025/5/29

1. 問題の内容

Aの箱の重さは95g、Bの箱の重さは100gです。1個12gの球が20個あります。これらの球をAとBに分けたところ、Aの箱の方が重くなりました。その後、Aの箱からBの箱に球を1個移すと、今度はBの箱の方が重くなりました。最初、Aの箱には何個の球が入っていたかを求める問題です。

2. 解き方の手順

最初Aの箱に入っていた球の個数をxxとすると、Bの箱には20x20-x個の球が入っていたことになります。
Aの箱とBの箱の重さをそれぞれA、Bとすると
A=95+12xA = 95 + 12x
B=100+12(20x)=100+24012x=34012xB = 100 + 12(20-x) = 100 + 240 - 12x = 340 - 12x
最初、Aの方が重いので
95+12x>34012x95 + 12x > 340 - 12x
24x>24524x > 245
x>2452410.21x > \frac{245}{24} \approx 10.21
次にAからBへ1個球を移すと、Aの球の数はx1x-1、Bの球の数は20x+1=21x20-x+1 = 21-xとなります。
この時、Bの方が重いので
95+12(x1)<100+12(21x)95 + 12(x-1) < 100 + 12(21-x)
95+12x12<100+25212x95 + 12x - 12 < 100 + 252 - 12x
12x+83<35212x12x + 83 < 352 - 12x
24x<26924x < 269
x<2692411.21x < \frac{269}{24} \approx 11.21
したがって、
10.21<x<11.2110.21 < x < 11.21
xxは整数なのでx=11x = 11

3. 最終的な答え

11個

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