ある学年の男性と女性の人数は合わせて350人である。部活に入っていない男性は15%、女性は10%で、合計45人いる。 (1) 男性の人数を $x$ 人、女性の人数を $y$ 人とするとき、部活に入っていない男性の人数と女性の人数をそれぞれ $x$ と $y$ を用いて表す。 (2) 学年の男性と女性の人数をそれぞれ求める。

代数学連立方程式文章問題割合方程式
2025/5/31

1. 問題の内容

ある学年の男性と女性の人数は合わせて350人である。部活に入っていない男性は15%、女性は10%で、合計45人いる。
(1) 男性の人数を xx 人、女性の人数を yy 人とするとき、部活に入っていない男性の人数と女性の人数をそれぞれ xxyy を用いて表す。
(2) 学年の男性と女性の人数をそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

(1)
部活に入っていない男性の人数は、男性全体の15%なので、 0.15x0.15x 人となる。
部活に入っていない女性の人数は、女性全体の10%なので、 0.10y0.10y 人となる。
(2)
男性の人数を xx 人、女性の人数を yy 人とすると、以下の連立方程式が成り立つ。
x+y=350x + y = 350
0.15x+0.10y=450.15x + 0.10y = 45
上記の連立方程式を解く。
まず、2番目の式を100倍すると、
15x+10y=450015x + 10y = 4500
両辺を5で割ると、
3x+2y=9003x + 2y = 900
1番目の式から、y=350xy = 350 - x
これを 3x+2y=9003x + 2y = 900 に代入すると、
3x+2(350x)=9003x + 2(350 - x) = 900
3x+7002x=9003x + 700 - 2x = 900
x=200x = 200
y=350x=350200=150y = 350 - x = 350 - 200 = 150
したがって、男性の人数は200人、女性の人数は150人となる。

3. 最終的な答え

部活に入っていない男性= 0.15x0.15x
部活に入っていない女性= 0.10y0.10y
男性の人数= 200 人
女性の人数= 150 人