与えられた式 $n^4 + 2n^3 - n$ を因数分解せよ。

代数学因数分解多項式代数
2025/6/1

1. 問題の内容

与えられた式 n4+2n3nn^4 + 2n^3 - n を因数分解せよ。

2. 解き方の手順

まず、nnで式全体をくくりだします。
n4+2n3n=n(n3+2n21)n^4 + 2n^3 - n = n(n^3 + 2n^2 - 1)
次に、n3+2n21n^3 + 2n^2 - 1 を因数分解することを試みます。
n=1n = -1を代入すると、 (1)3+2(1)21=1+21=0(-1)^3 + 2(-1)^2 - 1 = -1 + 2 - 1 = 0となるため、n+1n+1を因数にもつことがわかります。
n3+2n21n^3 + 2n^2 - 1n+1n+1で割ります。
n3+2n21=(n+1)(n2+n1)n^3 + 2n^2 - 1 = (n+1)(n^2 + n - 1)
したがって、n4+2n3n=n(n+1)(n2+n1)n^4 + 2n^3 - n = n(n+1)(n^2+n-1)

3. 最終的な答え

n(n+1)(n2+n1)n(n+1)(n^2+n-1)

「代数学」の関連問題

与えられた2次式を因数分解し、$2x^2 - xy - y^2 - 7x + y + 6 = 0$ を満たすような因数分解形を求め、右辺の四角に適切な値を記述する問題です。因数分解することで、式の構造...

因数分解二次式多変数
2025/6/3

$k$ を定数とする。直線 $(k+2)x + (2k-3)y = 5k-4$ は、$k$ の値に関係なく定点を通る。その定点の座標を求めよ。

直線定点連立方程式パラメータ
2025/6/3

与えられた2つの多項式について、足し算と引き算を行う問題です。問題は2つあります。 (1) $3a+2b$ と $a-4b$ (2) $x-4y$ と $-2x+3y$ それぞれについて、足し算と引き...

多項式加減算同類項
2025/6/3

$x = 2$ および $x = 3$ のとき、$P = |x - 1| - 2|3 - x|$ の値をそれぞれ求めよ。

絶対値式の評価
2025/6/3

$x=2$ および $x=3$ のとき、$P=|x-1|-|3-x|$ の値をそれぞれ求めよ。

絶対値式の計算
2025/6/3

2次方程式 $x^2 + 3x + 5 = 0$ の2つの解を $\alpha$, $\beta$ とするとき、$\alpha^2 + \beta^2$ の値を求める。

二次方程式解と係数の関係解の二乗和
2025/6/3

2次方程式 $x^2 + 2x + 4 = 0$ の2つの解を $\alpha, \beta$ とするとき、$\alpha^3 + \beta^3$ の値を求めよ。

二次方程式解と係数の関係式の計算
2025/6/3

2次方程式 $3x^2 - x - 3 = 0$ の2つの解の和と積を求めよ。

二次方程式解と係数の関係
2025/6/3

与えられた複数の式について、同類項をまとめて式を整理する問題です。同類項とは、文字部分が同じ項のことです。

式の整理同類項多項式
2025/6/3

関数 $f(x) = 4^x + a \cdot 2^{x+2} + 11a + 3$ について、以下の問いに答える問題です。 (1) $t = 2^x$ とおくとき、$t$ の値の取り得る範囲を求め...

二次関数指数関数不等式解の配置2次方程式
2025/6/3