円 O に内接する三角形 ABC があり、∠OAC = 30°である。 以下の角の大きさと、辺の比を求める問題です。 * ∠AOC * ∠ABC * ∠ADH * ∠DAB * ∠DAH * DH/BD

幾何学三角形内接角度円周角の定理正弦定理図形
2025/5/31

1. 問題の内容

円 O に内接する三角形 ABC があり、∠OAC = 30°である。
以下の角の大きさと、辺の比を求める問題です。
* ∠AOC
* ∠ABC
* ∠ADH
* ∠DAB
* ∠DAH
* DH/BD

2. 解き方の手順

* ∠AOCについて:
円周角の定理より、∠AOC は ∠ABC の中心角となる。
まず、∠ABC を求める。
三角形 ABC において、∠ACB = 75° (図より)。
∠BAC = 180° - (∠ABC + ∠ACB)
OA = OC (半径)より、三角形OACは二等辺三角形であるから、∠OCA = ∠OAC = 30°
したがって、∠AOB = ∠BAC = 180-(75+∠ABC) = 180-75-∠ABC = 105-∠ABC
三角形OBCにおいても、∠OBC = ∠OCBであるから、∠OBC = (180-∠BOC)/2
∠BOC = 2∠BACの関係より、∠BOC=2*(105-∠ABC) = 210-2∠ABC
∠OBC = (180-(210-2∠ABC))/2 = (2∠ABC-30)/2 = ∠ABC-15
∠ABC = ∠OBC+30より、∠ABC=∠ABC-15+30
これは成り立たないため、別のアプローチをする。
∠ABC = xとおくと、∠AOB = 2∠ACB = 150度
また、∠BOC=2∠BAC=2∠BAC
∠AOC = 2∠ABC = 2x
150+2x+60=360
210+2x=360
2x=150
x=75
よって、∠ABC = 75°
したがって、∠AOC = 2 * 30 = 60
∠AOC = 2∠ABC = 2*75 = 150
* ∠ABCについて:
∠ABC = 75°
* ∠ADHについて:
三角形 ADC において、∠ACD = 75°。
∠DAC = 30°より、∠ADC = 180 - 30 - 75 = 75°
∠ADB = 180 - ∠ADC = 180 - 75 = 105°
∠ADH = 90°なので、∠ADH = 180-75-∠ADH = 180-75=105
* ∠DABについて:
∠DAB = ∠BAC - ∠DAC = (180 - (75 + 75)) = (180 - 150) = 30°
* ∠DAHについて:
∠DAH = ∠BAC - ∠DAC = 30°
* DH/BDについて:
DH = AD*cos30, ∠ADB=180-75=105
BDを正弦定理で計算することを考える。

3. 最終的な答え

* ∠AOC = 150°
* ∠ABC = 75°
* ∠ADH = 75°
* ∠DAB = 30°
* ∠DAH = 30°
* DH/BD = √2/2

「幾何学」の関連問題

2つの直線がなす鋭角を求める問題です。 (1) $y = \sqrt{3}x$ と $y=x$ のなす角 (2) $y = -x$ と $y = \frac{1}{\sqrt{3}}x$ のなす角

直線角度三角関数
2025/6/2

次の3つの直線がx軸の正の方向となす角 $\theta$ を求める問題です。 (1) $y = -x$ (2) $x - \sqrt{3}y = 0$ (3) $y = -\sqrt{3}x + 1$

直線傾き三角関数角度tan
2025/6/2

$\sin \theta = \frac{\sqrt{5}}{3}$ であり、$90^\circ < \theta < 180^\circ$ のとき、以下の値を求めよ。 (1) $\sin(180^\...

三角関数三角比角度変換
2025/6/2

$\triangle OAB$において、辺$OA$を$2:3$に内分する点を$C$、辺$OB$を$2:1$に内分する点を$D$とします。$AD$と$BC$の交点を$P$とするとき、$\overrigh...

ベクトル内分点一次独立
2025/6/2

$0^\circ \leq \theta \leq 180^\circ$ のとき、次の不等式を満たす$\theta$の値の範囲を求めます。 (1) $\sin\theta < \frac{\sqrt{...

三角比三角関数不等式角度
2025/6/2

平行四辺形ABCDにおいて、$AB=3$, $AD=2$, $\angle BAD = \frac{\pi}{3}$のとき、以下の問いに答える。 (1) $\overrightarrow{AD} \c...

ベクトル内積平行四辺形幾何ベクトル
2025/6/2

座標平面上に2点A(1, 3), B(3, 7)があり、直線 $l: y = 2x - 4$ がある。 (1) 直線 $l$ に関して点Aと対称な点Cの座標を求める。 (2) 直線BCの方程式を求める...

座標平面対称点直線の方程式距離最小値三角形の面積
2025/6/2

点(1, 1)を通り、ベクトル $\begin{pmatrix} 1 \\ -2 \end{pmatrix}$ と平行な直線の式を $y = ax + b$ と表すとき、$a$と$b$の値を求める問題...

直線ベクトル傾き方程式
2025/6/2

三角形ABCにおいて、$AB=3$, $BC=7$, $\angle BAC = 120^\circ$ である。 (1) 辺ACの長さを求めよ。また、三角形ABCの外接円の半径をRとすると、Rを求めよ...

三角形余弦定理正弦定理外接円内接円面積
2025/6/2

$|\vec{a}| = \sqrt{2^2 + 1^2} = \sqrt{5}$

ベクトルベクトルの内積ベクトルの大きさ内分点平行四辺形図形
2025/6/2