次の3つの直線がx軸の正の方向となす角 $\theta$ を求める問題です。 (1) $y = -x$ (2) $x - \sqrt{3}y = 0$ (3) $y = -\sqrt{3}x + 1$

幾何学直線傾き三角関数角度tan
2025/6/2

1. 問題の内容

次の3つの直線がx軸の正の方向となす角 θ\theta を求める問題です。
(1) y=xy = -x
(2) x3y=0x - \sqrt{3}y = 0
(3) y=3x+1y = -\sqrt{3}x + 1

2. 解き方の手順

直線の式を y=mx+cy = mx + c の形に変形し、傾き mm を求めます。
傾き mmtanθ\tan \theta に等しいので、tanθ=m\tan \theta = m となる θ\theta を求めます。
(1) y=xy = -x
傾きは m=1m = -1 です。
tanθ=1\tan \theta = -1 となる θ\theta は、θ=3π4\theta = \frac{3\pi}{4} です。
(2) x3y=0x - \sqrt{3}y = 0
3y=x\sqrt{3}y = x
y=13xy = \frac{1}{\sqrt{3}}x
傾きは m=13m = \frac{1}{\sqrt{3}} です。
tanθ=13\tan \theta = \frac{1}{\sqrt{3}} となる θ\theta は、θ=π6\theta = \frac{\pi}{6} です。
(3) y=3x+1y = -\sqrt{3}x + 1
傾きは m=3m = -\sqrt{3} です。
tanθ=3\tan \theta = -\sqrt{3} となる θ\theta は、θ=2π3\theta = \frac{2\pi}{3} です。

3. 最終的な答え

(1) θ=3π4\theta = \frac{3\pi}{4}
(2) θ=π6\theta = \frac{\pi}{6}
(3) θ=2π3\theta = \frac{2\pi}{3}

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