(1) 円の方程式を x2+y2+lx+my+n=0 とおきます。 3点 A, B, C を通るので、それぞれの座標を代入して3つの式を立てます。
52+52+5l+5m+n=0 22+(−4)2+2l−4m+n=0 (−2)2+22−2l+2m+n=0 これを整理すると
5l+5m+n=−50 (1) 2l−4m+n=−20 (2) −2l+2m+n=−8 (3) (1) - (2) より 3l+9m=−30 → l+3m=−10 (4) (2) - (3) より 4l−6m=−12 → 2l−3m=−6 (5) (4) + (5) より 3l=−16 → l=−316 (4) に代入して −316+3m=−10 → 3m=−10+316=−314 → m=−914 (3) に代入して 332−928+n=−8 → n=−8−332+928=−972−996+928=−9140 よって円の方程式は x2+y2−316x−914y−9140=0 これを9倍して 9x2+9y2−48x−14y−140=0 (2) 3点 A, B, D を通る円が存在しないのは、3点が一直線上にあるときです。
A(5, 5), B(2, -4), D(a, b) が一直線上にある条件は、直線 AB の方程式を求めて、Dの座標がその直線上にあることです。
直線 AB の傾きは 5−25−(−4)=39=3 直線 AB の方程式は y−5=3(x−5) → y=3x−15+5 → y=3x−10 D(a, b) がこの直線上にあるとき、円は存在しないので、
b=3a−10