関数 $y = x^2 - 2$ のグラフに、点 $(2, -7)$ から引いた接線の方程式を求めます。

解析学微分接線導関数二次関数方程式
2025/3/26

1. 問題の内容

関数 y=x22y = x^2 - 2 のグラフに、点 (2,7)(2, -7) から引いた接線の方程式を求めます。

2. 解き方の手順

まず、接点の座標を (t,t22)(t, t^2 - 2) とおきます。
次に、y=x22y = x^2 - 2 を微分して、導関数を求めます。
y=2xy' = 2x
x=tx=t における接線の傾きは 2t2t です。
したがって、接線の方程式は次のようになります。
y(t22)=2t(xt)y - (t^2 - 2) = 2t(x - t)
この接線が点 (2,7)(2, -7) を通るので、x=2x = 2y=7y = -7 を代入します。
7(t22)=2t(2t)-7 - (t^2 - 2) = 2t(2 - t)
7t2+2=4t2t2-7 - t^2 + 2 = 4t - 2t^2
5t2=4t2t2-5 - t^2 = 4t - 2t^2
t24t5=0t^2 - 4t - 5 = 0
この2次方程式を解きます。
(t5)(t+1)=0(t - 5)(t + 1) = 0
したがって、t=5t = 5 または t=1t = -1
t=5t = 5 のとき、接点の座標は (5,23)(5, 23) であり、接線の傾きは 2(5)=102(5) = 10 です。
接線の方程式は y23=10(x5)y - 23 = 10(x - 5)、つまり y=10x27y = 10x - 27 です。
t=1t = -1 のとき、接点の座標は (1,1)(-1, -1) であり、接線の傾きは 2(1)=22(-1) = -2 です。
接線の方程式は y(1)=2(x(1))y - (-1) = -2(x - (-1))、つまり y=2x3y = -2x - 3 です。

3. 最終的な答え

求める接線の方程式は、y=10x27y = 10x - 27y=2x3y = -2x - 3 です。

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