男性6人、女性4人のグループからくじ引きで3人の幹事を選ぶ。このとき、男性1人と女性2人が幹事になる確率を求める問題です。

確率論・統計学確率組み合わせ二項係数
2025/6/1

1. 問題の内容

男性6人、女性4人のグループからくじ引きで3人の幹事を選ぶ。このとき、男性1人と女性2人が幹事になる確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

全体の人数は、男性6人 + 女性4人 = 10人です。
3人の幹事の選び方は、全部で 10C3_{10}C_3 通りです。
10C3=10!3!7!=10×9×83×2×1=10×3×4=120_{10}C_3 = \frac{10!}{3!7!} = \frac{10 \times 9 \times 8}{3 \times 2 \times 1} = 10 \times 3 \times 4 = 120
男性1人を選ぶ方法は 6C1=6_{6}C_1 = 6 通りです。
女性2人を選ぶ方法は 4C2=4!2!2!=4×32×1=6_{4}C_2 = \frac{4!}{2!2!} = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6 通りです。
男性1人と女性2人を選ぶ方法は、 6×6=366 \times 6 = 36 通りです。
したがって、男性1人と女性2人が幹事になる確率は、
36120=1860=930=310\frac{36}{120} = \frac{18}{60} = \frac{9}{30} = \frac{3}{10}
となります。

3. 最終的な答え

310\frac{3}{10}

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