AさんとBさんが、周囲1.2kmの池の周りを自転車で回る。同じ方向に進むと1時間後にBさんがAさんに追いつき、反対方向に進むと4分後に出会う。AさんとBさんの分速を求めよ。池の周囲は1.2km = 1200mである。

代数学連立方程式文章題速度距離時間
2025/6/1

1. 問題の内容

AさんとBさんが、周囲1.2kmの池の周りを自転車で回る。同じ方向に進むと1時間後にBさんがAさんに追いつき、反対方向に進むと4分後に出会う。AさんとBさんの分速を求めよ。池の周囲は1.2km = 1200mである。

2. 解き方の手順

* 同じ方向に進む場合:
BさんがAさんに追いつくということは、1時間(60分)でBさんはAさんよりも池の周囲の長さ1200mだけ多く進んだということである。
Bさんの分速をvBv_B、Aさんの分速をvAv_Aとすると、
60vB60vA=120060v_B - 60v_A = 1200
vBvA=20v_B - v_A = 20
* 反対方向に進む場合:
4分後に出会うということは、4分間でAさんとBさんが進んだ距離の合計が池の周囲の長さ1200mになるということである。
4vA+4vB=12004v_A + 4v_B = 1200
vA+vB=300v_A + v_B = 300
* 連立方程式を解く:
vBvA=20v_B - v_A = 20
vA+vB=300v_A + v_B = 300
2つの式を足し合わせると、
2vB=3202v_B = 320
vB=160v_B = 160
vA=300vB=300160=140v_A = 300 - v_B = 300 - 160 = 140

3. 最終的な答え

Aさんの分速は140m/分、Bさんの分速は160m/分。

「代数学」の関連問題

与えられた3つの対数を含む式をそれぞれ簡略化する。 (1) $\log_3\sqrt{32} + \log_9 54 - \log_{\sqrt{3}} 6$ (2) $(\log_4 9 - \lo...

対数対数関数指数法則
2025/6/3

ベクトル $\vec{a} = (2, 4, 3)$, $\vec{b} = (9, -3, 1)$, $\vec{c} = (-4, 5, 2)$, $\vec{d} = (8, 13, 11)$ ...

ベクトル連立方程式線形代数
2025/6/3

$\sqrt{(x-2)^2}$ を簡略化する問題です。

絶対値根号式の簡略化
2025/6/3

与えられた数式の絶対値を求める問題です。 数式は$|x + 3|$です。具体的な $x$ の値は与えられていません。

絶対値不等式場合分け
2025/6/3

与えられた式 $\sqrt{(x-2)^2}$ を簡略化する問題です。

平方根絶対値式の簡略化数式処理
2025/6/3

次の3つの式を計算する問題です。 (1) $\sqrt[3]{54} - \sqrt[3]{250} + \sqrt[3]{16}$ (2) $\sqrt{2} \div \sqrt[4]{4} \t...

根号累乗根式の計算
2025/6/3

3つの対数に関する式をそれぞれ簡単にします。

対数指数
2025/6/3

## 1. 問題の内容

因数分解多項式
2025/6/3

問題は、次の2つの式の展開式における $x^2$ と $x^3$ の項の係数をそれぞれ求めることです。 (1) $(2x+1)^5$ (2) $(3x-2)^6$

二項定理展開係数
2025/6/3

ベクトル $A = (2, 2, 1)$、ベクトル $B = (0.5, 0, 0.5)$ について、以下の問題を解きます。 (a) $A + B$ および $(B - A) \cdot A$ を求め...

ベクトルベクトルの加減算ベクトルの内積ベクトルの大きさ角度
2025/6/3