$\triangle ABC$ があり、$AB=BC=7$, $CA=6$ である。$BC$ の延長上に $BC=CD$ となる点 $D$ をとる。線分 $AD$ の中点を $E$, $AC$ と $BE$ の交点を $F$ とする。このとき、線分 $BF$ の長さを求める。
2025/6/1
1. 問題の内容
があり、, である。 の延長上に となる点 をとる。線分 の中点を , と の交点を とする。このとき、線分 の長さを求める。
2. 解き方の手順
まず、である。 は の中点なので、 である。
メネラウスの定理を と直線 に適用すると、
したがって、 である。つまり、 は線分 を に内分する点である。
次に、チェバの定理を に適用すると、
は使えないので、でメネラウスの定理を使うことはできない。
が の内部にあることを利用し、 の長さを求める。
次に、 を底辺とする と の面積比を考える。 より、 である。
は の中線ではないため、中線定理は使えない。
点 から に下ろした垂線の足を とし、点 から に下ろした垂線の足を とする。
の面積は , の面積は なので、 である。
において、は中線になっているため、中線定理は使えない。
において、より、はの中点であり、は中線である。
において、なので、は二等辺三角形である。からに垂線を下ろし、その足をとする。すると、 である。三平方の定理より、 である。
余弦定理より、 である。
の長さを求める。において、余弦定理より、