与えられたデータセットについて、算術平均値(平均値)、中央値、分散、標準偏差、四分位範囲、変動係数を計算してください。データセットは次の通りです: 13, 92, 71, 89, 52, 59, 31, 93, 24, 94, 11, 40, 14, 65, 64, 42, 13, 10, 81, 25, 5, 64, 91, 46, 23

確率論・統計学統計記述統計平均値中央値分散標準偏差四分位範囲変動係数データ分析
2025/6/2

1. 問題の内容

与えられたデータセットについて、算術平均値(平均値)、中央値、分散、標準偏差、四分位範囲、変動係数を計算してください。データセットは次の通りです:
13, 92, 71, 89, 52, 59, 31, 93, 24, 94, 11, 40, 14, 65, 64, 42, 13, 10, 81, 25, 5, 64, 91, 46, 23

2. 解き方の手順

(1) 平均値の計算:
すべてのデータを合計し、データの個数で割ります。データの個数は25です。
平均値=13+92+71+89+52+59+31+93+24+94+11+40+14+65+64+42+13+10+81+25+5+64+91+46+2325 平均値 = \frac{13 + 92 + 71 + 89 + 52 + 59 + 31 + 93 + 24 + 94 + 11 + 40 + 14 + 65 + 64 + 42 + 13 + 10 + 81 + 25 + 5 + 64 + 91 + 46 + 23}{25}
(2) 中央値の計算:
データを昇順に並べ替え、中央に位置する値を求めます。データ数が奇数の場合、中央の値は(n+1)/2番目の値です。
並べ替えたデータ:5, 10, 11, 13, 13, 14, 23, 24, 25, 31, 40, 42, 46, 52, 59, 64, 64, 65, 71, 81, 89, 91, 92, 93, 94
(3) 分散の計算:
各データ点と平均値の差の二乗を計算し、それらを合計してデータの個数で割ります。
分散=i=1n(xi平均値)2n 分散 = \frac{\sum_{i=1}^{n} (x_i - 平均値)^2}{n}
(4) 標準偏差の計算:
分散の平方根を取ります。
標準偏差=分散 標準偏差 = \sqrt{分散}
(5) 四分位範囲の計算:
データを昇順に並べ替え、第1四分位数(Q1)と第3四分位数(Q3)を求めます。四分位範囲はQ3 - Q1です。Q1はデータの25%点の位置にある値で、Q3は75%点の位置にある値です。
(6) 変動係数の計算:
標準偏差を平均値で割り、100を掛けます。
変動係数=標準偏差平均値×100 変動係数 = \frac{標準偏差}{平均値} \times 100

3. 最終的な答え

計算結果:
平均値:
124225=49.68 \frac{1242}{25} = 49.68
中央値:
46
分散:
i=125(xi49.68)225704.9536 \frac{\sum_{i=1}^{25} (x_i - 49.68)^2}{25} \approx 704.9536
標準偏差:
704.953626.55 \sqrt{704.9536} \approx 26.55
四分位範囲:
Q1 = 23, Q3 = 71なので、四分位範囲 = 71 - 23 = 48
変動係数:
26.5549.68×10053.44% \frac{26.55}{49.68} \times 100 \approx 53.44 \%

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