xy平面上に2つの放物線$C: y=(x-a)^2+b$ と $D: y=-x^2$ がある。 (1) $C$ と $D$ が異なる2点で交わり、その2交点のx座標の差が1となるように実数$a, b$ が動くとき、$C$ の頂点$(a, b)$ の軌跡を図示する。 (2) 実数$a, b$ が(1)の条件を満たしながら動くとき、$C$ と $D$ の2交点を結ぶ直線が通過する範囲を求め、図示する。
2025/6/2
1. 問題の内容
xy平面上に2つの放物線 と がある。
(1) と が異なる2点で交わり、その2交点のx座標の差が1となるように実数 が動くとき、 の頂点 の軌跡を図示する。
(2) 実数 が(1)の条件を満たしながら動くとき、 と の2交点を結ぶ直線が通過する範囲を求め、図示する。
2. 解き方の手順
(1)
と の交点の座標を求める。
判別式をとすると、
2つの解をとすると、,
より、
これはを満たす。
よって、頂点 の軌跡は
(2)
と の交点を通る直線の方程式を求める。
の2解をとする。
,
,
直線の傾きは
直線の方程式は
なので、、つまり
に関する2次方程式として考える。
これが実数解を持つ条件は、判別式
3. 最終的な答え
(1)
(2)