## 問題の解答
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1. 問題の内容
与えられた問題は4つのパートに分かれています。
1. 曲線と直線で囲まれた図形の面積を求める問題(5問)。
2. 3次関数のグラフとその接線で囲まれた図形の面積を求める問題(2問)。
3. 曲線と直線で囲まれた図形の面積に関する問題で、交点の座標や面積の最小値を求める問題(3問)。
4. 積分を含む等式を満たす関数を求める問題(2問)。
以下に、それぞれの問題の解法を示します。
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2. 解き方の手順
**(1) y = x² - 3, x軸**
* **手順:**
1. $y = x^2 - 3$ と $y = 0$ (x軸) の交点を求める。
2. 交点を積分範囲として、定積分を計算する。
* **交点:**
より、
* **定積分:**
**(2) y = x², y = x + 2**
* **手順:**
1. $y = x^2$ と $y = x + 2$ の交点を求める。
2. 交点を積分範囲として、定積分を計算する。
* **交点:**
より、。 より、
* **定積分:**
**(3) y = x², y = -x² + 4**
* **手順:**
1. $y = x^2$ と $y = -x^2 + 4$ の交点を求める。
2. 交点を積分範囲として、定積分を計算する。
* **交点:**
より、。 より、
* **定積分:**
**(4) y = 4x - x², y = -2x + 9, y軸**
* **手順:**
1. $y = 4x - x^2$ と $y = -2x + 9$ の交点を求める。
2. $x = 0$ (y軸) から交点までの範囲で定積分を計算する。
* **交点:**
より、。 より、
* **定積分:**
面積なので絶対値を取って 9
**(5) y = (x + 1)², y = x + 2**
* **手順:**
1. $y = (x+1)^2$ と $y = x + 2$ の交点を求める。
2. 交点を積分範囲として、定積分を計算する。
* **交点:**
より、。。
* **定積分:**
計算が複雑になるので、ここでは省略します。
**(6) lの式を求めよ。**
* **手順:**
1. $y = x^3 - 3x$ を微分して、$x = 2$ での傾きを求める。
2. 点(2, 2)を通り、求めた傾きを持つ直線の式を求める。
* **微分:**
* **傾き:**
* **直線の方程式:**
より、
**(7) C, lによって囲まれる図形の面積を求めよ。**
* **手順:**
1. $y = x^3 - 3x$ と $y = 9x - 16$ の交点を求める。
2. 交点を積分範囲として、定積分を計算する。
* **交点:**
より、。 より、
* **定積分:**
面積なので絶対値を取って 108
**(8) Cとlの交点のx座標をα, β (α < β)とする。α+β, αβをmの式で表せ。**
* **手順:**
1. $y = x^2 - 3x$ と $y = m(x-1)$ の交点を求める。
2. 交点のx座標を$\alpha, \beta$とする。
3. 解と係数の関係を利用して、$\alpha + \beta, \alpha\beta$を$m$の式で表す。
* **交点:**
より、。
* **解と係数の関係:**
**(9) β-αをmの式で表せ。**
* **手順:**
1. $(\beta - \alpha)^2 = (\alpha + \beta)^2 - 4\alpha\beta$ を利用する。
* **計算:**
**(10) Sの最小値を求めよ。**
* **手順:**
1. $S = \frac{1}{6}(\beta - \alpha)^3$ を利用する。
2. $\beta - \alpha$ が最小となる$m$を求める。
3. $S$の最小値を計算する。
* **Sの式:**
* **最小値:**
なので、 のとき、は最小となる。
**(11) 次の等式をみたす関数f(x)を求めよ。f(x) = x² + ∫₀² f(t)dt**
* **手順:**
1. $\int_{0}^{2} f(t) dt = C$ とおく (定数)。
2. $f(x)$ を $C$ を用いて表す。
3. $C = \int_{0}^{2} f(t) dt$ に、$f(t)$ を代入して、$C$ を求める。
4. 求めた$C$を用いて、$f(x)$を表現する。
* **計算:**
とおくと、
より、
**(12) 次の等式をみたす関数f(x)と定数aの値を求めよ。 ∫₀ˣ f(t)dt = x³ + 2x - a**
* **手順:**
1. 両辺を $x$ で微分する。
2. $f(x)$ を求める。
3. $x = 0$ を代入して、$a$ を求める。
* **微分:**
よって、
* **aの計算:**
より、
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3. 最終的な答え
**(1)**
**(2)**
**(3)**
**(4)** 9
**(5)** 積分計算省略
**(6)**
**(7)** 108
**(8)** ,
**(9)**
**(10)**
**(11)**
**(12)** ,