問題8:
線分ACの長さが1cmとなるのは、点Aと点Cのy座標の差が1であるときである。
Aのy座標はa+1、Cのy座標はbなので、∣a+1−b∣=1を満たす必要がある。 つまり、a+1−b=1またはa+1−b=−1である。 これを整理すると、b=aまたはb=a+2となる。 aとbはそれぞれ1から6までの整数である。 b=aの場合、(a,b)の組み合わせは(1,1), (2,2), (3,3), (4,4), (5,5), (6,6)の6通り。 b=a+2の場合、(a,b)の組み合わせは(1,3), (2,4), (3,5), (4,6)の4通り。 したがって、線分ACの長さが1cmとなる組み合わせは、6+4 = 10通り。
サイコロの目の出方は6×6=36通りなので、確率は3610=185。 問題9:
三角形OBCの面積が2cm2となるのは、21∣(7−b)×b−0×b∣=2となる場合である。 つまり、21∣(7−b)b∣=2なので、∣(7−b)b∣=4、つまり(7−b)b=4または(7−b)b=−4となる。 まず(7−b)b=4の場合、7b−b2=4よりb2−7b+4=0。この解はb=27±49−16=27±33となり、これは整数ではないので不適。 次に(7−b)b=−4の場合、7b−b2=−4よりb2−7b−4=0。この解はb=27±49+16=27±65となり、これも整数ではないので不適。 問題文に面積が2cm^2となるとあるので、正しくは21∣xByC−xCyB∣=2である。 これは21∣(7−b)b−a(b)∣=2 つまり ∣7b−b2−ab∣=4である。 7b−b2−ab=4 または 7b−b2−ab=−4 b(7−b−a)=4 または b(7−b−a)=−4 bは1から6の整数であるため,bが1,2,4のときだけ考えれば良い。 b=1のとき、7−1−a=4つまりa=2, 7−1−a=−4つまりa=10(不適)よって(a,b)=(2,1) b=2のとき、7−2−a=2つまりa=3, 7−2−a=−2つまりa=7(不適)よって(a,b)=(3,2) b=4のとき、7−4−a=1つまりa=2, 7−4−a=−1つまりa=4 よって(a,b)=(2,4),(4,4) したがって、(a,b)=(2,1),(3,2),(2,4),(4,4)の4通り。 確率は364=91.