多項式 $P(x) = x^3 - 4x^2 + 6x + 1$ を、 (1) $x-2$ で割った余りと、 (2) $x+1$ で割った余りをそれぞれ求める問題です。

代数学多項式剰余の定理因数定理
2025/6/2

1. 問題の内容

多項式 P(x)=x34x2+6x+1P(x) = x^3 - 4x^2 + 6x + 1 を、
(1) x2x-2 で割った余りと、
(2) x+1x+1 で割った余りをそれぞれ求める問題です。

2. 解き方の手順

剰余の定理を利用します。剰余の定理とは、多項式 P(x)P(x)xax-a で割ったときの余りは P(a)P(a) であるという定理です。
(1) P(x)P(x)x2x-2 で割った余りを求めるには、x=2x = 2P(x)P(x) に代入します。
P(2)=(2)34(2)2+6(2)+1=816+12+1=5P(2) = (2)^3 - 4(2)^2 + 6(2) + 1 = 8 - 16 + 12 + 1 = 5
(2) P(x)P(x)x+1x+1 で割った余りを求めるには、x=1x = -1P(x)P(x) に代入します。
P(1)=(1)34(1)2+6(1)+1=146+1=10P(-1) = (-1)^3 - 4(-1)^2 + 6(-1) + 1 = -1 - 4 - 6 + 1 = -10

3. 最終的な答え

(1) x2x-2 で割った余り: 5
(2) x+1x+1 で割った余り: -10

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