塔の斜辺CDの長さを求める問題です。点C, Dはそれぞれ塔の接地部と先端部を表しており、点A, B, Cは同一平面上にあります。与えられた条件は以下の通りです。 $\angle ACD = 105^\circ$, $\angle CAD = 45^\circ$, $\angle ABC = 60^\circ$, $AB = 80$ m, $BC = 50$ m $CA$と$CD$の長さを求める必要があります。

幾何学三角比余弦定理正弦定理三角形長さ
2025/6/2

1. 問題の内容

塔の斜辺CDの長さを求める問題です。点C, Dはそれぞれ塔の接地部と先端部を表しており、点A, B, Cは同一平面上にあります。与えられた条件は以下の通りです。
ACD=105\angle ACD = 105^\circ, CAD=45\angle CAD = 45^\circ, ABC=60\angle ABC = 60^\circ, AB=80AB = 80 m, BC=50BC = 50 m
CACACDCDの長さを求める必要があります。

2. 解き方の手順

まず、三角形ABCに着目して、余弦定理を用いてACACの長さを求めます。
余弦定理より、
AC2=AB2+BC22ABBCcosABCAC^2 = AB^2 + BC^2 - 2 \cdot AB \cdot BC \cdot \cos{\angle ABC}
AC2=802+50228050cos60AC^2 = 80^2 + 50^2 - 2 \cdot 80 \cdot 50 \cdot \cos{60^\circ}
AC2=6400+2500800012AC^2 = 6400 + 2500 - 8000 \cdot \frac{1}{2}
AC2=89004000=4900AC^2 = 8900 - 4000 = 4900
AC=4900=70AC = \sqrt{4900} = 70
次に、三角形ACDに着目して、正弦定理を用いてCDCDの長さを求めます。
ADC=180ACDCAD=18010545=30\angle ADC = 180^\circ - \angle ACD - \angle CAD = 180^\circ - 105^\circ - 45^\circ = 30^\circ
正弦定理より、
ACsinADC=CDsinCAD\frac{AC}{\sin{\angle ADC}} = \frac{CD}{\sin{\angle CAD}}
70sin30=CDsin45\frac{70}{\sin{30^\circ}} = \frac{CD}{\sin{45^\circ}}
7012=CD22\frac{70}{\frac{1}{2}} = \frac{CD}{\frac{\sqrt{2}}{2}}
140=2CD2140 = \frac{2CD}{\sqrt{2}}
CD=14022=702CD = \frac{140 \sqrt{2}}{2} = 70\sqrt{2}

3. 最終的な答え

CA=70CA = 70 m
CD=702CD = 70\sqrt{2} m

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