問題は、与えられた2次曲線と直線の共有点の個数を、定数 $k$ の値に応じて調べる問題です。以下の3つの小問があります。 (1) 双曲線 $4x^2 - 9y^2 = 36$ と直線 $x + y = k$ (2) 放物線 $y^2 = -4x$ と直線 $y = 2x + k$ (3) 双曲線 $x^2 - y^2 = 2$ と直線 $y = kx + 2$
2025/6/2
はい、承知いたしました。問題文を読み解き、各小問を解いていきます。
1. 問題の内容
問題は、与えられた2次曲線と直線の共有点の個数を、定数 の値に応じて調べる問題です。以下の3つの小問があります。
(1) 双曲線 と直線
(2) 放物線 と直線
(3) 双曲線 と直線
2. 解き方の手順
各小問について、以下の手順で解いていきます。
1. 直線の方程式を2次曲線の方程式に代入して、$x$ または $y$ の2次方程式を導出します。
2. 得られた2次方程式の判別式 $D$ を計算します。
3. 判別式 $D$ の符号に応じて、共有点の個数を判定します。
* のとき、共有点は2個
* のとき、共有点は1個
* のとき、共有点は0個
(1) と
を に代入すると、
判別式
のとき、 より または 。共有点は2個。
のとき、 より 。共有点は1個。
のとき、 より 。共有点は0個。
(2) と
を に代入すると、
判別式
のとき、 より 。共有点は2個。
のとき、 より 。共有点は1個。
のとき、 より 。共有点は0個。
(3) と
を に代入すると、
判別式
のとき、 より 。共有点は2個。
のとき、 より 。共有点は1個。
のとき、 より または 。共有点は0個。
ただし、 つまり のときは、2次方程式ではなく1次方程式となるので、別途検討が必要です。
のとき、 より 。。共有点は1個。
のとき、 より 。。共有点は1個。
まとめると、
* かつ のとき、共有点は2個
* または のとき、共有点は1個。
* または のとき、共有点は0個。
3. 最終的な答え
(1)
または のとき、共有点は2個。
のとき、共有点は1個。
のとき、共有点は0個。
(2)
のとき、共有点は2個。
のとき、共有点は1個。
のとき、共有点は0個。
(3)
かつ のとき、共有点は2個
または のとき、共有点は1個。
または のとき、共有点は0個。