半径が10cm、中心角が150度のおうぎ形の弧の長さと面積を求めます。円周率は $\pi$ を使用します。

幾何学おうぎ形弧の長さ面積円周率
2025/6/3

1. 問題の内容

半径が10cm、中心角が150度のおうぎ形の弧の長さと面積を求めます。円周率は π\pi を使用します。

2. 解き方の手順

(1) 弧の長さを求めます。
おうぎ形の弧の長さは、円周の割合で決まります。円周は 2πr2\pi r であり、rr は半径です。中心角が360度の場合、弧の長さは円周全体になります。
したがって、中心角がθ\theta度のおうぎ形の弧の長さは、以下の式で計算できます。
l=2πr×θ360l = 2\pi r \times \frac{\theta}{360}
この問題では、r=10r = 10 cm、θ=150\theta = 150 度なので、
l=2π(10)×150360=20π×512=100π12=25π3l = 2\pi (10) \times \frac{150}{360} = 20\pi \times \frac{5}{12} = \frac{100\pi}{12} = \frac{25\pi}{3} cm
(2) 面積を求めます。
おうぎ形の面積も、円の面積の割合で決まります。円の面積は πr2\pi r^2 です。
したがって、中心角がθ\theta度のおうぎ形の面積は、以下の式で計算できます。
S=πr2×θ360S = \pi r^2 \times \frac{\theta}{360}
この問題では、r=10r = 10 cm、θ=150\theta = 150 度なので、
S=π(10)2×150360=100π×512=500π12=125π3S = \pi (10)^2 \times \frac{150}{360} = 100\pi \times \frac{5}{12} = \frac{500\pi}{12} = \frac{125\pi}{3} cm2^2

3. 最終的な答え

弧の長さ: 25π3\frac{25\pi}{3} cm
面積: 125π3\frac{125\pi}{3} cm2^2

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