三角形 ABC において、辺 BC 上に点 D があり、2BD = DC、∠ABC = 45°、∠ADC = 60°、AB = 2 である。このとき、∠ACB の大きさと辺 BC の長さを求める。 問題文中の空欄ア~タを埋める。
2025/6/4
1. 問題の内容
三角形 ABC において、辺 BC 上に点 D があり、2BD = DC、∠ABC = 45°、∠ADC = 60°、AB = 2 である。このとき、∠ACB の大きさと辺 BC の長さを求める。
問題文中の空欄ア~タを埋める。
2. 解き方の手順
(1) 花子さんの解法
線分 DC の中点を E とし、線分 AE の延長上に点 F を、∠ADF = 90° となるようにとる。
* ア: △DEF は直角三角形である。線分 DE = EC より、AD は ∠FDC を二等分するので、△ADF と △ADE は合同である。従って、△ADF は直角二等辺三角形となるから、△DEF は直角二等辺三角形である。
* イ: △ADF と △ADE が合同なので、∠DFE = ∠DAE。従って、△FID と △ADE は合同。
* ウ: ∠DFC = ∠AFE = 45°
* エ: ∠BAD = 15°
* オ: ∠BAD = ∠BAE - ∠DAE = 45° - 30° = 15°
* カ: ∠FCA = 30°
* キ: ∠ACB = ∠FCA + ∠ACF = 30° + 45° = 75°
(2) 太郎さんの解法
点 B から辺 AC に垂線を下ろし交点を G とする。AG = x とする。
△BCG と △ABG は直角三角形であり、∠BAG = 45°であるから、△ABG は直角二等辺三角形である。
* クケ: ∠BAC = 45°
* BG = CG
* コ: BG = AG = x
* サ: BC = x + x = 2x
△ABG において、AB = 2 より、三平方の定理から よって となり、 なので、
従って、
3. 最終的な答え
ア: ③ (直角二等辺三角形)
イ: ① (△DEF)
ウ: ④ (45°)
エ: ① (15°)
オ: ① (15°)
カ: ③ (30°)
キ: ⑦ (75°)
クケ: ④ (45)
コ:
サ: