海岸の2点A, Bは200m離れており、島にある地点Cから見た角度がそれぞれ$\angle CAB = 135^\circ$、$\angle CBA = 15^\circ$ である。このとき、BとCの間の距離を求める。

幾何学正弦定理三角形角度距離
2025/6/6

1. 問題の内容

海岸の2点A, Bは200m離れており、島にある地点Cから見た角度がそれぞれCAB=135\angle CAB = 135^\circCBA=15\angle CBA = 15^\circ である。このとき、BとCの間の距離を求める。

2. 解き方の手順

まず、三角形の内角の和が180度であることから、ACB\angle ACB を求める。
ACB=180CABCBA=18013515=30\angle ACB = 180^\circ - \angle CAB - \angle CBA = 180^\circ - 135^\circ - 15^\circ = 30^\circ
次に、正弦定理を用いて、BCの長さを求める。正弦定理は、
asinA=bsinB=csinC\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C}
今回の問題では、AB=c=200AB=c=200m、BC=aBC=aACB=C=30\angle ACB = C = 30^\circCAB=A=135\angle CAB = A = 135^\circであるから、
asin135=200sin30\frac{a}{\sin 135^\circ} = \frac{200}{\sin 30^\circ}
sin135=sin(18045)=sin45=22\sin 135^\circ = \sin (180^\circ - 45^\circ) = \sin 45^\circ = \frac{\sqrt{2}}{2}sin30=12\sin 30^\circ = \frac{1}{2} を代入して、
a22=20012\frac{a}{\frac{\sqrt{2}}{2}} = \frac{200}{\frac{1}{2}}
a=22×20012=2×200=2002a = \frac{\sqrt{2}}{2} \times \frac{200}{\frac{1}{2}} = \sqrt{2} \times 200 = 200\sqrt{2}

3. 最終的な答え

B, C間の距離は 2002200\sqrt{2} m

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