1. 問題の内容
円の接線に関する問題で、PTは円の接線であり、PA=2, PT=y, AB=yであるとき、yの値を求める問題です。
2. 解き方の手順
円の接線に関する定理(接線と割線の定理)を用います。この定理は、円外の点Pから円に接線PTと割線PABを引いたとき、が成り立つというものです。
図から、, , なので、となります。
これらを接線と割線の定理の式に代入すると、以下のようになります。
この式を展開して整理します。
この2次方程式を解くために、解の公式を用います。解の公式は、のとき、です。
ここでは、, , なので、
は長さなので正の値を取る必要があります。そのため、は不適です。よって、が解となります。