三角形ABCにおいて、$AB = 9$, $BC = 6$である。角Bの二等分線と辺CAの交点をDとし、頂点Aにおける外角の二等分線と辺BCの延長との交点をEとする。$AD = 3$であるとき、線分DCとBEの長さを求めよ。

幾何学三角形角の二等分線外角の二等分線相似線分の長さ
2025/6/6

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、AB=9AB = 9, BC=6BC = 6である。角Bの二等分線と辺CAの交点をDとし、頂点Aにおける外角の二等分線と辺BCの延長との交点をEとする。AD=3AD = 3であるとき、線分DCとBEの長さを求めよ。

2. 解き方の手順

まず、角の二等分線の性質を利用する。
角Bの二等分線により、
AD:DC=AB:BCAD:DC = AB:BC
3:DC=9:63:DC = 9:6
9DC=189DC = 18
DC=2DC = 2
次に、三角形の外角の二等分線の性質を利用する。
角Aの外角の二等分線により、
BE:CE=AB:ACBE:CE = AB:AC
ここで、AC=AD+DC=3+2=5AC = AD + DC = 3 + 2 = 5であるから、
BE:CE=9:5BE:CE = 9:5
CE=BC+BE=6+BECE = BC + BE = 6 + BEを代入すると、
BE:(6+BE)=9:5BE:(6 + BE) = 9:5
5BE=9(6+BE)5BE = 9(6 + BE)
5BE=54+9BE5BE = 54 + 9BE
4BE=54-4BE = 54
BE=544=272BE = -\frac{54}{4} = -\frac{27}{2}
しかし、BEの長さは正であるべきなので、絶対値を取る必要がある。外角の二等分線の交点EはCに関してBとは反対側にあるため、
BE:CE=AB:ACBE:CE = AB:AC
BE:(6+BE)=9:5BE:(6 + BE) = 9:5
5BE=54+9BE5BE = 54 + 9BE
4BE=54-4BE = 54
これは適切ではない。
正しくは、EがBCの延長上にあることから、
BE:AE=BC:CABE:AE = BC:CAは誤り。
BE:CE=AB:ACBE:CE = AB:ACより、BE:(BC+BE)=AB:ACBE:(BC+BE) = AB:AC
BE:(6+BE)=9:5BE:(6+BE) = 9:5が誤り。
正しくは、CE=BE6CE = BE - 6 (EはCより先にくる)
BE:(BE6)=9:5BE:(BE-6) = 9:5
5BE=9(BE6)5BE = 9(BE-6)
5BE=9BE545BE = 9BE - 54
4BE=544BE = 54
BE=544=272=13.5BE = \frac{54}{4} = \frac{27}{2} = 13.5

3. 最終的な答え

DC=2DC = 2
BE=272=13.5BE = \frac{27}{2} = 13.5

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