1枚の硬貨を10回投げるとき、表が2回出る場合は何通りあるかを求める問題です。

確率論・統計学確率二項分布組み合わせ
2025/6/3

1. 問題の内容

1枚の硬貨を10回投げるとき、表が2回出る場合は何通りあるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

これは二項分布の問題です。10回の試行のうち、表が2回出る組み合わせの数を計算します。
組み合わせの数は、二項係数で表され、nCr_{n}C_{r} または (nr)\binom{n}{r} で表されます。
ここで、nn は試行回数、rr は成功回数(この場合は表が出る回数)です。
この問題では、n=10n = 10r=2r = 2 です。
二項係数は以下の式で計算されます。
(nr)=n!r!(nr)!\binom{n}{r} = \frac{n!}{r!(n-r)!}
この問題に当てはめると、
(102)=10!2!(102)!=10!2!8!=10×92×1=45\binom{10}{2} = \frac{10!}{2!(10-2)!} = \frac{10!}{2!8!} = \frac{10 \times 9}{2 \times 1} = 45
したがって、10回中2回表が出る場合は45通りあります。

3. 最終的な答え

45通り

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