5行に規則正しく並べられた自然数の表において、斜めに並んだ4つの数を囲むと、それらの和が必ず4の倍数になることを、文字式を使って説明する。

代数学文字式整数の性質倍数
2025/6/3

1. 問題の内容

5行に規則正しく並べられた自然数の表において、斜めに並んだ4つの数を囲むと、それらの和が必ず4の倍数になることを、文字式を使って説明する。

2. 解き方の手順

まず、表の構造を理解する。各行は5ずつ増加している。斜めの数列は、一つ下に行くと1増え、さらに5増えることを繰り返している。
一般的に、囲む最初の数を nn とおく。すると、斜めに並んだ4つの数は、それぞれ nn, n+6n+6, n+12n+12, n+18n+18 と表せる。
これらの和を計算すると、
n+(n+6)+(n+12)+(n+18)=4n+36n + (n+6) + (n+12) + (n+18) = 4n + 36
この式を4で割ると、
4n+364=n+9\frac{4n+36}{4} = n + 9
これは整数であるため、4n+364n+36 は4の倍数である。したがって、斜めに並んだ4つの数の和は必ず4の倍数になる。

3. 最終的な答え

斜めに並んだ最初の数を nn とすると、斜めに並んだ4つの数はそれぞれ nn, n+6n+6, n+12n+12, n+18n+18 と表せる。これらの和は 4n+364n+36 となり、4(n+9)4(n+9) と変形できる。n+9n+9 は整数なので、4(n+9)4(n+9) は4の倍数である。したがって、斜めに並んだ4つの数の和は必ず4の倍数になる。

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