逆三角関数 $\cos^{-1}(-\frac{\sqrt{3}}{2})$ の値を求める問題です。解析学逆三角関数三角関数角度ラジアン2025/6/31. 問題の内容逆三角関数 cos−1(−32)\cos^{-1}(-\frac{\sqrt{3}}{2})cos−1(−23) の値を求める問題です。2. 解き方の手順cos−1(x)\cos^{-1}(x)cos−1(x) は、cos(θ)=x\cos(\theta) = xcos(θ)=x となるような角度 θ\thetaθ を求める関数です。ただし、θ\thetaθ の範囲は通常 [0,π][0, \pi][0,π] (ラジアン) または [0∘,180∘][0^\circ, 180^\circ][0∘,180∘] (度) です。つまり、cos(θ)=−32\cos(\theta) = -\frac{\sqrt{3}}{2}cos(θ)=−23 となる θ\thetaθ を [0,π][0, \pi][0,π] の範囲で探します。cos(π6)=32\cos(\frac{\pi}{6}) = \frac{\sqrt{3}}{2}cos(6π)=23 であることはよく知られています。cos(θ)=−32\cos(\theta) = -\frac{\sqrt{3}}{2}cos(θ)=−23 となるのは、θ\thetaθ が第2象限または第3象限にあるときです。θ\thetaθ が第2象限にある場合、θ=π−π6=5π6\theta = \pi - \frac{\pi}{6} = \frac{5\pi}{6}θ=π−6π=65π となります。この値は [0,π][0, \pi][0,π] の範囲内にあります。cos(5π6)=−32\cos(\frac{5\pi}{6}) = -\frac{\sqrt{3}}{2}cos(65π)=−23 となるため、cos−1(−32)=5π6\cos^{-1}(-\frac{\sqrt{3}}{2}) = \frac{5\pi}{6}cos−1(−23)=65π です。3. 最終的な答え5π6\frac{5\pi}{6}65π