この問題は、連続の式(質量保存則)を利用して解きます。非圧縮性流体なので、体積流量は一定であるという関係を使います。
連続の式は、A1u1=A2u2で表されます。ここで、Aは断面積、uは流速です。 断面1の直径をd1、断面2の半径をr2とすると、断面積はそれぞれA1=π(d1/2)2=πd12/4、A2=πr22となります。 断面2の半径はr2=5 cm=0.05 m、流速はu2=6 m/sです。 まず、噴出速度がu1=8 m/sの場合を考えます。 連続の式より、
π(d1/2)2u1=πr22u2 4πd12(8)=π(0.05)2(6) d12=84(0.05)2(6)=84(0.0025)(6)=80.06=0.0075 d1=0.0075≈0.0866 m=8.66 cm 次に、噴出速度がu1=15 m/sの場合を考えます。 π(d1/2)2u1=πr22u2 4πd12(15)=π(0.05)2(6) d12=154(0.05)2(6)=154(0.0025)(6)=150.06=0.004 d1=0.004=0.0632 m=6.32 cm