スパン2mの単純支持梁に一様荷重 $w = 0.2 N/mm$ が作用しているときの、反力と最大曲げモーメントを計算し、曲げモーメント図を描く問題です。

応用数学構造力学曲げモーメント反力一様荷重
2025/6/3

1. 問題の内容

スパン2mの単純支持梁に一様荷重 w=0.2N/mmw = 0.2 N/mm が作用しているときの、反力と最大曲げモーメントを計算し、曲げモーメント図を描く問題です。

2. 解き方の手順

(1) 反力の計算
単純支持梁の反力 RAR_ARBR_B は、一様荷重 ww とスパン ll を用いて、以下の式で表されます。
RA=RB=wl2R_A = R_B = \frac{wl}{2}
ここで、w=0.2N/mmw = 0.2 N/mml=2m=2000mml = 2 m = 2000 mm を代入します。
RA=RB=0.2×20002=200NR_A = R_B = \frac{0.2 \times 2000}{2} = 200 N
(2) 最大曲げモーメントの計算
単純支持梁の最大曲げモーメント MmaxM_{max} は、一様荷重 ww とスパン ll を用いて、以下の式で表されます。
Mmax=wl28M_{max} = \frac{wl^2}{8}
ここで、w=0.2N/mmw = 0.2 N/mml=2m=2000mml = 2 m = 2000 mm を代入します。
Mmax=0.2×(2000)28=0.2×40000008=100000Nmm=100×103NmmM_{max} = \frac{0.2 \times (2000)^2}{8} = \frac{0.2 \times 4000000}{8} = 100000 N \cdot mm = 100 \times 10^3 N \cdot mm
(3) 曲げモーメント図の作成
単純支持梁に一様荷重が作用する場合、曲げモーメント図は放物線になります。
支点では曲げモーメントは0であり、中央で最大値 Mmax=100×103NmmM_{max} = 100 \times 10^3 N \cdot mm となります。

3. 最終的な答え

反力: RA=RB=200NR_A = R_B = 200 N
最大曲げモーメント: Mmax=100×103NmmM_{max} = 100 \times 10^3 N \cdot mm

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