(1) 点Pの位置を求める。
与えられた式 3AP+4BP+5CP=0 を変形する。基準点をAに統一するため、BP=AP−AB、CP=AP−AC を代入する。 3AP+4(AP−AB)+5(AP−AC)=0 3AP+4AP−4AB+5AP−5AC=0 12AP=4AB+5AC AP=124AB+5AC AP=4+54AB+5AC⋅129 AP=43⋅94AB+5AC ここで、線分BCを5:4に内分する点をDとすると、
AD=4+54AB+5AC=94AB+5AC したがって、
AP=43AD これは、点Pが線分ADを3:1に内分する点であることを意味する。
結論として、点Pは辺BCを5:4に内分する点をDとし、線分ADを3:1に内分する点である。
(2) 面積比を求める。
△PBC:△PCA:△PAB を求める。 点Dは辺BCを5:4に内分するので、BD:DC=5:4。 △ABD:△ADC=BD:DC=5:4 また、点Pは線分ADを3:1に内分するので、AP:PD=3:1。 △PBC=41△DBC=41⋅94△ABC=91△ABC △PCA=41△ADC=41⋅94△ABC=91△ABC △PAB=41△ABD=41⋅95△ABC=365△ABC よって、
△PBC:△PCA:△PAB=91:91:365=4:4:5