与えられた方程式 $x^2 + y^2 - 2x - 4y + 6 = 0$ がどのような図形を表すかを判別します。

幾何学方程式平方完成図形
2025/6/3

1. 問題の内容

与えられた方程式 x2+y22x4y+6=0x^2 + y^2 - 2x - 4y + 6 = 0 がどのような図形を表すかを判別します。

2. 解き方の手順

与えられた方程式を平方完成して、円の方程式の標準形 (xa)2+(yb)2=r2(x-a)^2 + (y-b)^2 = r^2 に変形します。
まず、xxの項とyyの項をそれぞれまとめます。
x22x+y24y+6=0x^2 - 2x + y^2 - 4y + 6 = 0
次に、xxに関する部分を平方完成します。
x22x=(x1)21x^2 - 2x = (x - 1)^2 - 1
同様に、yyに関する部分を平方完成します。
y24y=(y2)24y^2 - 4y = (y - 2)^2 - 4
これらを元の式に代入します。
(x1)21+(y2)24+6=0(x - 1)^2 - 1 + (y - 2)^2 - 4 + 6 = 0
(x1)2+(y2)214+6=0(x - 1)^2 + (y - 2)^2 - 1 - 4 + 6 = 0
(x1)2+(y2)2+1=0(x - 1)^2 + (y - 2)^2 + 1 = 0
(x1)2+(y2)2=1(x - 1)^2 + (y - 2)^2 = -1
この式は、(x1)2+(y2)2=r2(x - 1)^2 + (y - 2)^2 = r^2 の形をしていますが、r2=1r^2 = -1 となり、実数解を持ちません。

3. 最終的な答え

与えられた方程式を満たす実数の組 (x,y)(x, y) は存在しないので、この方程式は図形を表しません。
答え:図形なし

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