与えられた数列に関する以下の問題を解きます。 (1) 初項が-6, 第9項が10である等差数列の一般項 $a_n$ と、初項から第$n$項までの和 $S_n$ を求めます。 (2) 第3項が20, 第8項が15である等差数列の一般項 $a_n$ と、初項から第$n$項までの和 $S_n$ を求めます。 (3) 第15項が-3, 第35項が37である等差数列において、17は何項目か求めます。 (4) 等差数列の初項から第$n$項までの和 $S_n$ を最小にする $n$ と、そのときの $S_n$ を求めます。 (5) 初項が-2, 第6項が-64である等比数列の一般項 $a_n$ と、初項から第$n$項までの和 $S_n$ を求めます。 (6) 第2項が108, 第5項が-4である等比数列の一般項 $a_n$ と、初項から第$n$項までの和 $S_n$ を求めます。 (7) 第2項が4, 第3項までの和が-6となる等比数列の一般項を求めます。 (8) 数列 $a_1, a_2, a_3, a_4$ があり、$a_1, a_2, a_3$ がこの順に等比数列をなし、その和が38である。また、$a_2, a_3, a_4$ がこの順に等差数列をなし、その和が24である。このとき、$a_1, a_2, a_3, a_4$ を求めます。
2025/6/3
1. 問題の内容
与えられた数列に関する以下の問題を解きます。
(1) 初項が-6, 第9項が10である等差数列の一般項 と、初項から第項までの和 を求めます。
(2) 第3項が20, 第8項が15である等差数列の一般項 と、初項から第項までの和 を求めます。
(3) 第15項が-3, 第35項が37である等差数列において、17は何項目か求めます。
(4) 等差数列の初項から第項までの和 を最小にする と、そのときの を求めます。
(5) 初項が-2, 第6項が-64である等比数列の一般項 と、初項から第項までの和 を求めます。
(6) 第2項が108, 第5項が-4である等比数列の一般項 と、初項から第項までの和 を求めます。
(7) 第2項が4, 第3項までの和が-6となる等比数列の一般項を求めます。
(8) 数列 があり、 がこの順に等比数列をなし、その和が38である。また、 がこの順に等差数列をなし、その和が24である。このとき、 を求めます。
2. 解き方の手順
(1) 等差数列の一般項は であり、初項から第項までの和は です。
初項 であり、第9項 なので、 より 。
したがって、。
。
(2) 等差数列の一般項は です。
第3項
第8項
より、。
より、。
したがって、。
。
(3) 等差数列の一般項は です。
第15項
第35項
より、。
より、。
。
を解くと、, 。
(4) 。
, より、。
のとき、 は最小値 -256 をとります。
(5) 等比数列の一般項は であり、初項から第項までの和は です。
初項 であり、第6項 なので、 より 。
。
。
(6) 等比数列の一般項は です。
第2項
第5項
より、。
より、。
。
。
(7) 等比数列の一般項は です。
第2項 。
第3項までの和 。
より、。
または 。
のとき、。
のとき、。
または
(8) が等比数列なので、。
。
が等差数列なので、。
。
。
。
。
。
。
。
。
または 。
のとき、。
。
より、。
。
のとき、。
。
より、。
。
3. 最終的な答え
(1) ,
(2) ,
(3) 25項目
(4) ,
(5) ,
(6) ,
(7) または
(8) または