多項式 $P(x) = x^3 - ax^2 - x + 3a$ を $x - 3$ で割った余りが $-6$ であるとき、定数 $a$ の値を求めます。

代数学多項式剰余の定理因数定理方程式
2025/6/3

1. 問題の内容

多項式 P(x)=x3ax2x+3aP(x) = x^3 - ax^2 - x + 3ax3x - 3 で割った余りが 6-6 であるとき、定数 aa の値を求めます。

2. 解き方の手順

剰余の定理より、P(3)=6P(3) = -6 が成り立ちます。
P(x)P(x)x=3x = 3 を代入します。
P(3)=(3)3a(3)2(3)+3aP(3) = (3)^3 - a(3)^2 - (3) + 3a
P(3)=279a3+3aP(3) = 27 - 9a - 3 + 3a
P(3)=246aP(3) = 24 - 6a
P(3)=6P(3) = -6 なので、246a=624 - 6a = -6 という式が得られます。
246a=624 - 6a = -6 を解きます。
6a=624-6a = -6 - 24
6a=30-6a = -30
a=306a = \frac{-30}{-6}
a=5a = 5

3. 最終的な答え

a=5a = 5

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