与えられた行列に対して、逆行列が存在する場合はそれを求め、存在しない場合はその旨を答える問題です。今回は、(1)と(4)の行列について逆行列を求めます。
2025/6/4
1. 問題の内容
与えられた行列に対して、逆行列が存在する場合はそれを求め、存在しない場合はその旨を答える問題です。今回は、(1)と(4)の行列について逆行列を求めます。
2. 解き方の手順
(1) の行列 の逆行列を求める手順
拡大行列 を作り、基本変形を行って の形に変形します。ここで、 は単位行列です。
1行目と3行目を交換します。
2行目から1行目の2倍を引きます。
3行目から2行目を引きます。
3行目に -1 をかけます。
1行目に3行目を足します。
2行目から3行目の2倍を引きます。
したがって、 となります。
(4) の行列 の逆行列を求める手順
ただし, が前提。
3. 最終的な答え
(1) の逆行列は です。
(4) の逆行列は です。()