地面から初速度 $v_0$ で鉛直上向きに投げ上げられた小球が、地上からの高さ $h$ の点を通過するときの速さ $v$ を求める問題です。重力加速度の大きさは $g$ とします。

応用数学力学エネルギー保存則物理
2025/6/4

1. 問題の内容

地面から初速度 v0v_0 で鉛直上向きに投げ上げられた小球が、地上からの高さ hh の点を通過するときの速さ vv を求める問題です。重力加速度の大きさは gg とします。

2. 解き方の手順

エネルギー保存則を利用します。
小球が地上にあるときを基準とし、運動エネルギーと位置エネルギーの和は常に一定であると考えます。
地上で投げ上げられた直後の全エネルギー E1E_1 は、運動エネルギーのみで表され、
E1=12mv02E_1 = \frac{1}{2}mv_0^2
高さ hh の点を通過するときの全エネルギー E2E_2 は、運動エネルギーと位置エネルギーの和で表され、
E2=12mv2+mghE_2 = \frac{1}{2}mv^2 + mgh
エネルギー保存則より E1=E2E_1 = E_2 なので、
12mv02=12mv2+mgh\frac{1}{2}mv_0^2 = \frac{1}{2}mv^2 + mgh
この式から vv を求めます。
まず両辺を mm で割ります。
12v02=12v2+gh\frac{1}{2}v_0^2 = \frac{1}{2}v^2 + gh
次に両辺に2をかけます。
v02=v2+2ghv_0^2 = v^2 + 2gh
v2v^2 について解くと、
v2=v022ghv^2 = v_0^2 - 2gh
したがって、
v=v022ghv = \sqrt{v_0^2 - 2gh}

3. 最終的な答え

v=v022ghv = \sqrt{v_0^2 - 2gh}

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