この問題は、二項分布に従う確率変数の標準偏差を求める問題です。サイコロをn=600回投げる試行において、2の目が出る確率pは1/6です。 二項分布B(n,p)に従う確率変数Xの標準偏差σは、以下の式で求められます。 σ=np(1−p) この問題に当てはめると、n=600、p=1/6なので、 σ=600×61×(1−61) σ=600×61×65 σ=100×65 σ=6500 σ=3250 σ=325×10 σ=5310=5930=3530 しかし、よく見ると問題文は標準偏差の値を整数で求めているようなので、計算ミスの可能性を考慮して再度計算してみます。
σ=600×61×65 σ=100×65=6500=3250≈83.33≈9.13 整数値になるように計算が途中で間違っていると考えられます。
二項分布B(n,p)に従う確率変数Xについて、Xの分散V(X)は、 V(X)=np(1−p) σ(X)=V(X)=np(1−p) となります。
n=600, p=1/6なので、 σ(X)=600×61×65=100×65=6500=3250 3250≈83.33であるから、これに最も近い整数の二乗は81である。 しかし81=9 また3250≈83.33に近い整数の2乗は100であり、100=10である。 計算過程に間違いがないか確認する。
6500=6500=63000=61030=3530≈35×5.477=327.385≈9.128 σ≈9.13になるため、最も近い整数は9である。